[割れるかも!?]100均フィルムが貼れない窓とは!
100均フィルムやホームセンターのフィルムを貼った方、貼ろうとしている方で大変な間違いを起こしているかたも多いかもしれません。
実はフィルムの種類によって貼ってはいけない窓ガラスの種類があるんです。今回の記事でそれが発覚してしまった方は、すぐに剥がすようにしましょう!
綺麗な剥がした方についてはこちら!
そもそもなぜ割れるの?
割れてしまう原因は「熱割れ」と言う現象が起きるからです。
熱割れとは、窓ガラスの温度が上がることで窓が膨張し、窓ガラスの窓枠の付近ではあまり膨張できずガラスが割れてしまう現象です。
つまり、強度の弱い窓ガラスや熱をたくさん吸収するフィルムがこのリスクが高いということです。
プロなどがリスク計算するときは、日光の入射角、窓ガラスの方位など起因するものを総じて鑑みて選定、施工しています。
危険なフィルムとは
窓ガラスもある程度の耐久はありますが、あまりにも熱を吸収するフィルムだと割れてしまうかもしれません。
・色が濃いフィルム
黒に近づけば近づくほどに熱を吸収しやすくなります。なので、目隠し目的で貼った濃いフィルムなどが特定の窓に貼られると割れてしまいます。
・遮熱フィルム
100円ショップやホームセンターでよく目にする遮熱フィルムですが、なにもわからず貼ってしまうと大変危険なんです。
そもそも、遮熱とは暑さ対策で張るフィルムで暑い日差しをフィルムの金属層の部分で吸収、反射して対策をするフィルムなんです。貼ったことがある方はご存知かもしれませんが、ただのガラス面と遮熱フィルムが貼っている面に触れてみると遮熱フィルムが貼ってある方が表面が熱くなります。
危険な窓とは
まどもリスクが多いものと少ないものとありますので、別々にご紹介いたします!
写真など見てもわからないじゃないか!という方も多いとおもいますので 、そんなときは家の設計表などがあると使われている窓の種類などがわかるので見てみてください!
リスクが少ない窓
・すりガラス
ザラザラとした表面なのですぐに見分けが付きます。
・強化ガラス
強化ガラスマークがついていることが多いのでそこで見分けましょう。
ない場合は家の設計表などで確認しましょう。
・合わせガラス
2枚1つのガラスなのですが、見た目だけでは区別がつかないと思いますので、こちらも設計表を確認しましょう!
リスクの大きい窓
・網入りガラス
ガラスに網目のワイヤーが入ったガラス。
この網は飛散防止が目的ではなく、火災の際にガラスが弾け飛ぶのを防ぐためのガラスなので要注意。
網が入っていることで、通常のガラスに比べて強度が6割程度になっています。
・熱線吸収ガラス
このような色がついている物が多いです。名前の通り、熱を吸収するために作られたガラスです。
このガラスになにも考えずに遮熱フィルムを貼るとかなり割れるリスクがあります。
・Low-E複層ガラス
新築の物件などでよく目にするこのタイプのガラスは横から見ると写真のようになっています。
実はガラスとガラスの間に空気層があり、アルゴンガスなどが入っています。この層で熱を吸収する役割があるので、通常の1枚ガラスよりも熱を吸収しています。
まとめ
自分でフィルムを貼る時には意外に注意すべきことが多いんですよね。貼り方も水を使って貼ったりしないと綺麗になりませんし。さらには、貼れない種類があってフィルムの種類も多くて。
今回の記事で参考にさせてもらった、yamoriフィルムさんの価格欄はどこよりもわかりやすかったので参考にするだけでもいいんじゃないでしょうか。
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