[必見!!]100均&ニトリの窓ガラスフィルムをプロレベルで綺麗に貼る方法
窓ガラスフィルムを貼りたい!でも、業者に依頼すると色々なオプションで結果的に高額になってしまった。なんうて事があるみたいです。
そんな時は、自分で施工してみましょう。
今回は、窓ガラスフィルムのプロが教える上手に貼る方法をシェアしたいと思います。
フィルムを貼るとガラスが割れる!?
まれに窓面に熱がこもり、冷えたサッシとの温度差で窓ガラスが割れてしまう「熱割れ」という現象が発生します。
熱割れ自体は窓ガラス単体でも起こってしまう現象ですが、窓ガラスフィルムを貼ると、熱割れのリスクをあげてしまうので注意が必要です。
なんの加工もされていないただのガラスに貼る分にはそんなに心配しなくてもいいかもしれませんが、注意しなければならないガラスの種類があります。
・網入りガラス
画像のように、網が入ったガラスで、本来は火災の際にガラスが飛び散らないように設計されたガラスなのですがフィルムを貼ると熱割れリスクが大きく上がるので要注意です。
心配な場合はガラスメーカーに問い合わせてみるのも一つの手です。
・LOW-E複層ガラス
色がついていることが多いガラスで、通常ブルーやグリーンの色が入っています。もともとこのガラスは熱を吸収する特性があるので、フィルムを貼ることでさらに熱を吸収してしまいガラスが割れてしまうことがあります。
最近だとこのLOW-E複層ガラスにもはれるフィルムがインターネットでも売っていますのでチェックしてみるのもいいでしょう。
市販で売っているフィルムで上記のようなガラスに貼れるものは透明な物がほとんどで、遮熱効果(暑さ対策)やデザイン性のあるフィルムを希望している場合は施工業者に相談してみましょう!
熱割れ注意のガラスやフィルムについてはこちら!
自分で貼ってみよう!
用意する物
・スプレーボトル
・ゴム性スキージー(なければ三角定規)
・三角定規(あれば)
・いらなくなったカード(3枚くらい)
・キッチンペーパー
・中性洗剤
・カッター
・マスキングテープ(あれば)
窓を清掃する
水を使うので、床を濡らしたくないという方はブルーシートなどで足元を養生してください。
スプレーボトルに中性洗剤を希釈させた水(洗剤 1 : 水 100 くらい)を入れて、ガラス面に吹きかけて掃除しましょう。
キッチンペーパーで汚れを落としながら全面を拭きます。
※ぞうきんなどの繊維がガラス面に残ってしまうものでは拭かないように
ワイパーがあれば汚れを拭き取った後にワイパーがけをするとより綺麗なガラス面になります。
ガラス面をキレイにすることで、フィルムを貼った時にゴミが入りづらくなるので、最後の仕上がりに大きな差が出ます。
フィルムを荒切りする
買ったフィルムを荒切りします。窓ガラスのサイズに対して縦横5cmくらい大きく切り、余裕を持たせておくこと!
ポイントは綺麗な直線の辺を残すことです。窓の鍵(クレセント)の部分はカッターで切ることができないので、直線の部分を残すことで出来が綺麗になります。
切ったフィルムはロール状にしてマスキングテープで止めておきましょう。
フィルムを仮貼りする
二人で貼る場合
二人で貼る場合は片方がフィルムを持って、もう片方がフィルムを剥がしてください。
このとき静電気が発生するので、最初にフィルム全面に清掃で使ったスプレー(中に中性洗剤を入れているもの)を散布すると静電気が抑えられます。
剥がした後は、接着面とガラス面にスプレーを散布しましょう。これをすることで、フィルムを窓に乗せた際、自由に位置をずらすことができます。
直線の辺を窓の辺に合わせて位置を固定させ、再度スプレーをフィルムに散布してください。
※窓の端とフィルムの隙間は2mm~3mm程度開けておきましょう。
その後、ゴム性スキージー、もしくは三角定規にキッチンペーパーで傷がつかないように保護した物で水をフィルムの内側から外側に出していきましょう。フィルムが動かなくなればいいので全ての水を抜き切る必要はありません。
画像では、いらないカードを3枚重ねたものにキッチンペーパーを巻き付けて、水を抜きました!
一人で貼る場合
一人で貼る場合は、貼ろうと思っているガラスと別のガラスにスプレーでガラス面を濡らし、フィルムの接着面を自分側に向けた状態で貼り付けてください。
その後、フィルムの粘着面側にある剥離フィルムを剥がし、二人で貼る場合と同じことをしてください。
はみ出たフィルムをカッターでカットする
フィルムが窓ガラスからはみ出ている辺に三角定規もしくはカード等を窓のゴムパッキンに当て付け、その内側にカッターの刃を当てながら一片づつカットしていきましょう。
※カットしたフィルムは外側に引っ張りながら剥がすとカットに失敗してもやり直しが効きます!
本張りする
まだフィルムの中に水が残っていると思いますので、ゴム性スキージー、もしくは三角定規にキッチンペーパーで傷がつかないように保護した物で再度外側に水を出していきます。
上から下方向に水を抜いていくとうまくできると思います。
全ての水を抜ききって、ワイパーで水を拭き取ります。最後に、フィルムの4辺に残っている水をキッチンペーパーで拭き取って完成です!
※ゴミが入ってしまったら、フィルムを剥がしてスプレーをかけながら手で取りましょう。その後、本張りの手順をします。
まとめ
災害に備えたり、快適な部屋作りをするために窓ガラスフィルムを貼り付けるのは素晴らしい選択です。
自分の好みのフィルムや熱割れや気泡などが気になる方はプロにお願いするのも一つの選択肢にしてはいかがでしょうか。
自分で貼り付けるのは難しいかもしれませんが、チャレンジしてみましょう!!
100均のフィルムだと窓に一枚で貼れないよ!という方には2枚を1つの窓ガラスに貼り付ける方法も解説しているので読んでみてください!こちら
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